クロスビー 後席の広さを徹底解説!新型MND1S vs 旧型MN71S/チャイルドシート・車中泊など

「クロスビーの後席って、実際どれくらい広いの?」

とくにファミリー層やアウトドア派にとって、後席の使い勝手は購入の決め手になります。

新型クロスビー(MND1S)はボディサイズこそコンパクトなままですが、座り心地や静粛性、調整機構などで体感的な居住性が進化しています。

本記事では、旧型MN71Sとの違いも交え、足元・頭上・シート調整・チャイルドシート適合・車中泊・他SUV比較まで“使う目線”で解説します。

新型クロスビー(MND1S)後席スペースの基本

クロスビー MND1S スタッドレスタイヤ

ボディ寸法は先代から大きく変わらず、取り回しの良さはそのままです。

項目 数値(参考)
全長 3,760mm
全幅 1,670mm
全高 1,705mm
最低地上高 180mm
最小回転半径 4.7m

新型MND1Sでも基本サイズは変わらないため、街中での取り回しや縦列駐車のしやすさは旧型と同様に優秀です。


引用:https://www.suzuki.co.jp/car/xbee/interior/

  • 足元スペース(ニールーム):身長170cmの大人が前席基準位置に座った状態で、後席も拳2個分前後の余裕を確保。
  • 頭上スペース:高めのルーフで圧迫感が少ない。
  • スライド機構:後席は約165mmスライド。荷室拡大と足元優先を切り替え可能。
  • リクライニング:角度調整幅が広く、長時間移動でも楽。
  • 座り心地:座面・背もたれのクッションが厚めで、ホールド感と安定感が向上。

シート形状や静粛性の向上により、実際に座ったときの“体感的な広さ”は着実に進化しています。

旧型MN71Sとの違い(サマリー比較)

新型クロスビーと旧型クロスビー
比較ポイント 旧型 MN71S 新型 MND1S
後席スライド量 約160mm 約165mm(操作性も向上)
シート形状 やや薄め 座面・背もたれに厚み+サポート改善
リクライニング角度 2段階 基本構造は同じ/クッション改良で体感快適性UP
足元の体感広さ 必要十分 クッション形状見直しで膝まわりの余裕感UP
静粛性 ターボ+6AT Z12E+CVTで静粛・滑らかさUP
ISOFIX 標準 標準(ガイド視認性・扱いやすさ改善)

結論:寸法自体は大差ないものの、座り心地・調整のしやすさ・静粛性が進化し、体感的な快適度は一段アップ。

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チャイルドシート/ジュニアシート適合

新型MND1Sはファミリー層の使用も意識した設計となっており、後席の乗降性・シートアレンジ性ともに向上しています。

育児世代でも安心して使える実用性を備えている点は大きな魅力です。

  • ISOFIX+トップテザー:後席左右に標準装備。背もたれ裏のフックで確実固定。
  • 乗せ降ろし:後席ドア開口が大きく、チャイルドシート装着時でも扱いやすい。
  • スライド活用:前席との距離調整で膝まわりに余裕。ジュニアシート時も快適。
  • 荷物併用:スライド前寄せでラゲッジ拡大、後寄せで後席の足元優先。

※メーカー・モデル別の適合は各チャイルドシートの適合表をご確認ください。

旧型クロスビーのチャイルドシートはこちら

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車中泊:倒した時の段差・実寸の目安

結論:大人1〜2名なら実用的に車中泊可。ただし段差対策マットは必須。

項目 目安
後席前倒し時の奥行き 約1,350〜1,400mm
ラゲッジ幅 約1,000mm前後
段差 後席と荷室の境に約6〜8cm
推奨アイテム 段差解消マット/インフレーターマット/ラゲッジボード

完全なフルフラットではないものの、段差解消マットを活用すれば快適な就寝スペースが確保できます。

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軽キャンパーほどの広さはありませんが、「週末の車中泊」や「仮眠をとりながらの旅」には十分対応可能です。

  • 後席を前スライド→背もたれ前倒しでフラットに近い面を作れる。
  • 荷室下のボード調整で段差軽減。マット併用で寝心地が大幅改善。
  • 最低地上高180mmでキャンプ場の凸凹でも底擦りしにくい。

クロスビーならではの最低地上高180mmもあって、雪道や未舗装路でも安心して車中泊ポイントまで移動できるのも強みです。

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他SUVとの比較(後席の使い勝手)

ハスラー
車種 後席ニールーム 頭上空間 総評
クロスビー 大人+子どもで余裕 高めで圧迫感少 高さ方向のゆとりと座り心地が強み
ハスラー ややコンパクト 高い 幅はクロスビーより狭い印象
ヤリスクロス ニールーム狭め 低め スポーティでタイト。長身者は要試乗
ロッキー/ライズ 広め 普通 荷室と両立の実用派。全幅の差も体感

高さ方向(頭上空間)のゆとりはクロスビーが優位

子どもの着替えや後席作業、キャンプ道具の積み下ろし時の快適さに直結します。

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フロント

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まとめ|“数値以上に広く使える後席”がクロスビーの持ち味

新型クロスビーのインテリア

新型クロスビー(MND1S)の後席は、数値スペック上ではコンパクトSUVの枠内に収まりますが、実際に座ったときの開放感や使い勝手はそれ以上。

シートの厚み・静粛性・スライド量など細かな改良によって、日常からロングドライブ、家族利用までしっかり応えてくれる実用性を備えています。

  • 寸法はコンパクトでも、スライド&リクライニングで体感広さは十分。
  • ISOFIX標準でチャイルドシート装着も安心。ファミリー利用◎。
  • 車中泊は段差対策が鍵。マット併用で快適に。
  • 他SUVと比べ頭上のゆとりが強み。長時間ドライブでも楽。
  • 新型MND1Sはシートの厚み・静粛性が増して快適度アップ。

後席は決して“広いだけ”ではなく、使って気づく工夫と快適性が詰まったクロスビーらしい魅力のひとつです。

キャンプ・車中泊・家族のお出かけなど幅広く対応できるため、購入検討中の方はぜひ実車で後席の座り心地もチェックしてみてください。

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※本記事の情報は2025年10月時点のものです。最新情報は公式サイトまたは販売店でご確認ください

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