【新型クロスビー MND1S】HYBRID MZ vs MX グレード徹底比較

2025年10月デビューの新型クロスビー(型式 5AA-MND1S)は、基本の2グレード体制HYBRID MZHYBRID MX

この記事では、スズキ公式の「主要装備・主要諸元」PDFをもとに、実際の使い勝手に効く差を中心に比較します。

出典:主要装備・主要諸元PDF

結論(先に要点)

新型クロスビー(MND1S)は、どちらのグレードを選んでも安全性・快適性が高く、日常使いに十分な装備を備えています。

ただし、運転支援の「質」と「快適装備」には明確な差があり、ライフスタイルや走行シーンによって最適なグレードが変わります。

  • 運転支援の質で選ぶならHYBRID MZ(ACCの停止保持・AHS・EPB+ホールド)。
  • 価格重視+必要十分な安全ならHYBRID MX(全車速ACC・HBA・機械式パーキング)。
  • ナビ連動の全方位モニターコネクトメーカーオプション扱い(両グレード共通)。

つまり、渋滞や長距離運転が多い人はMZ街乗り中心でコスパ重視ならMXが最適。

違いを理解しておくことで、購入後の満足度が大きく変わります。

HYBRID MZ と HYBRID MX の主要な違い(早見表)

新型クロスビーのエクステリア
項目 HYBRID MZ HYBRID MX 要点/根拠
ACC(アダプティブクルーズ) 全車速追従+停止保持付 全車速追従(※停止保持の記載なし) 装備表に「[停止保持機能付]」明記。停止保持はMZ側欄で確認。 :contentReference[oaicite:4]{index=4}
ハイビーム制御 アダプティブハイビームシステム(AHS) ハイビームアシスト(HBA) 夜間の配光制御がMZで高度。表の灯火欄に差分。 :contentReference[oaicite:5]{index=5}
駐車ブレーキ 電気式(EPB)+ブレーキホールド 機械式(フット) 諸元「駐車ブレーキ形式」に電気式/機械式と明記。 :contentReference[oaicite:6]{index=6}
ホイール 16インチアルミ(切削+ブラック塗装) 16インチスチール(フルホイールキャップ) タイヤ・外装欄の装備差。 :contentReference[oaicite:7]{index=7}
外装加飾 メッキドアハンドル/LEDサイドターン付ミラー カラードドアハンドル 外装欄に記載あり。視覚的な上質感はMZ。 :contentReference[oaicite:8]{index=8}
ステアリング/シフト 本革巻ステアリング&本革巻シフト ウレタンステアリング&ウレタンシフト 内装欄の素材差。触感・操作感に影響。 :contentReference[oaicite:9]{index=9}
シート/内装 レザー調&撥水ファブリック表皮/レザー調アームレスト 撥水ファブリック表皮/ファブリックアームレスト 内装欄の表皮・加飾に差。アウトドア利用で撥水が便利。 :contentReference[oaicite:10]{index=10}
装備オプション 全方位モニター付メモリーナビ+スズキコネクト対応通信機はOP(両グレード) OPセット内容がPDFに明記。 :contentReference[oaicite:11]{index=11}
安全装備の骨子 DSBS II(単眼カメラ+ミリ波)BSMRCTAほかを採用(細部の標準/OPは装備表で要確認) 新世代セーフティ採用。グレード適用はPDFの●/-で最終確認。 :contentReference[oaicite:12]{index=12}

※表は「主要装備・諸元PDF」のグレード別欄(HYBRID MZ/HYBRID MX)で差分が確認できる項目のみ掲載しています。

どっちを選ぶ?用途別おすすめ

新型クロスビー(MND1S)は、グレードごとに「快適性」か「コスパ」かの方向性が明確に分かれています。

特に運転支援やブレーキ操作の快適さに関しては、選ぶグレードによって満足度が大きく変わります。

  • 渋滞~高速での運転支援を最大限活用したい → HYBRID MZ(ACC停止保持/EPB+ホールド/AHS)。
  • 価格を抑えつつ最新ADASを押さえるHYBRID MX(全車速ACC/HBA)。必要に応じてOPナビ+全方位モニターを追加。

MZは快適装備をフルに備えた上級仕様、MXは価格を抑えながらも運転支援をしっかり搭載しており、どちらも用途に合わせて選びやすい構成です。

スペック差(共通項の中で確認したいところ)

新型MND1Sは、パワートレインが全車共通のため、性能差は「快適装備」と「安全支援機能」に集中しています。

基本スペックは以下の通りです。

  • 燃費(WLTC):2WD 22.8km/L、4WD 21.0km/L(両グレードで同数値)。
  • ボディ寸法:3,760×1,670×1,705mm/最低地上高180mm。コンパクト+悪路対応のバランスが良好。
  • メーター表示:7インチカラー液晶で運転支援の作動状況を可視化(適用内容はPDF欄参照)。

走行性能や取り回しは同一で、選択のポイントは「快適性」「安全装備」「価格差」に絞られます。

購入前の最終チェック

新型クロスビー

試乗や見積もり前に、以下の3点を確認しておくと失敗が少ないです。

  1. ACCの停止保持が必要か(MZ推奨)。AHSの配光制御も試乗で体感。
  2. 駐車ブレーキの操作性(EPB+ホールド vs フット式)。坂道発進や渋滞で差。
  3. ナビ+全方位モニターのOPセット有無(録画/表示の使い勝手を確認)。

まとめ

新型クロスビーのインテリア

新型クロスビー(MND1S)は、従来の1.0Lターボから1.2L NA+CVTへと刷新され、走りの質感・静粛性・燃費性能が大きく進化しました。

グレード間では、快適装備と安全支援機能に明確な差があるため、ライフスタイルに合わせて選ぶことがポイントです。

  • HYBRID MZ:ACC停止保持・電動パーキング・アダプティブハイビームなど、先進装備をフル搭載。長距離通勤や渋滞の多い方に最適。
  • HYBRID MX:全車速ACCや基本安全装備を標準装備しつつ価格を抑えた実用派。コスパを重視する方におすすめ。

どちらを選んでも、安全性能や運転支援は最新水準に達しており、日常使いから旅行まで安心して楽しめるモデルです。

購入前には、試乗でACCの作動感やEPBの使いやすさをチェックし、必要なオプション(全方位モニター・コネクトナビなど)を確認しておくと安心です。

➡ グレードごとの価格や内装カラー、全方位モニター付きナビのセット内容については、以下の記事も参考にしてください。

クロスビーの魅力は「コンパクトなのに遊べるデザインと走破性」。

新型MND1Sでは、さらに快適さと先進性が加わり、より幅広い層にフィットする一台です。

※本記事は公開時点の公式資料に基づいています。

グレード別の標準/オプションや装備名称は予告なく変更される場合があるため、最新のカタログでご確認ください。

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