スズキのクロスオーバーワゴン「クロスビー（XBEE）」は、コンパクトSUVとして人気を集めています。
この記事では、初期型クロスビーのHYBRID MXとMZのグレード装備の違いについて詳しく解説します。
クロスビー
クロスビーの型式は「DAA-MN71S」で、全長3,760mm、全幅1,670mm、全高1,705mmのコンパクトなサイズが特徴です。
エンジンには、水冷4サイクル直列3気筒直噴ターボを採用し、燃費性能にも優れています。
＜駆動方式＞
- 2WD（前2輪駆動）
- フルタイム4WD
-
＜ハイブリッドシステム＞
- 充電制御付アイドリングストップ装置
- 可変バルブタイミング
- 電動パワーステアリング
- ロックアップ機構付トルコン
- 筒内直接噴射
クロスビーの使用燃料は無鉛レギュラーガソリンで、タイヤサイズは175/60R16 82Hとなっています。
クロスビーのグレード紹介
クロスビーには、2020年のマイナーチェンジで新たにグレードが追加され、現在では3つのグレードがあります。
- HYBRID MZ
- HYBRID MX
- HYBRID MV（2020年に追加）
ここでは、マイナーチェンジ前のHYBRID MZとHYBRID MXのグレードの違いをチェックしていきます。
※クロスビーは、2020年にグレードが追加され3つのグレードになっています。
ハイブリッドMXとMZの装備は？
クロスビーのHYBRID MXとMZの違いは、主に装備にあります。
以下に、各グレードの主な装備内容を比較します。
ハイブリッドＭＺ
＜ＭＺ HYBRID MZ＞
- LEDヘッドランプ［ハイ/ロービーム、オートレべリング機構付］
- LEDポジションランプ
- LEDフロントフォグランプ
- ステアリングオーディオスイッチ
- 本革巻ステアリングホイール
- ギヤシフトパネル［シルバー塗装］
- インパネサイドキャップ［シルバー塗装］
- メッキインサイドドアハンドル
- パーソナルテーブル（後席左右）
- ドアトリムクロス（フロントドア）
- シートパイピング（フロントシート）
- LEDサイドターンランプ付ドアミラー
- IRカット機能付フロントガラス
- プレミアムUV&IRカットガラス（フロントドア）
参考価格（税抜き）
2ＷＤ：2,003,400円
4ＷＤ：2,145,960円
ハイブリッドＭX
ハイブリッドＭXは、標準グレードです。
＜ＭＸ HYBRID MX＞
- マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ［マニュアルレベリング機構付］
- ウレタンステアリングホイール
参考価格（税抜き）
2ＷＤ：1,765,800円
4ＷＤ：1,908,360円
ハイブリッドMXとMZの違い
HYBRID MZでは、LEDヘッドランプやLEDサイドターンランプ付きドアミラー、メッキドアハンドル、本革ステアリング、撥水加工シートなど、高級感のある装備が特徴です。
また、スズキセーフティサポートパッケージやクルーズコントロールが標準装備されており、安全性と快適性が向上しています。
ヘッドランプがLED仕様かハロゲン仕様という部分が、外装の大きな違いです。
HYBRID MZは、LEDサイドターンランプ付きドアミラー、メッキのドアハンドルも装備。本革ステアリング、シフトノブも採用。
シートは撥水加工が施され、ラゲッジフロアは防汚タイプ。
スズキセフティーサポート、クルーズコントロールも標準装備。
ステアリング右にクルーズコントロールスイッチがあり、ステアリング左側は、オーディオコントロールスイッチが付きます
一方、HYBRID MXは、価格を抑えつつ基本的な機能をしっかり備えていますが、ヘッドランプはハロゲンであり、サイドターンランプはフロントフェンダーに配置されます。（ＬＥＤヘッドランプはオプション）
ＭＺは、ＬＥＤサイドターンランプ付きドアミラーですが、MXのサイドウィンカーはフロントフェンダーに配置されます。
このようなサイドターン関連パーツは、グレードにより装着できません。
ドアハンドルはボディ同色。（ＭＺは、メッキのドアハンドル）
大きな違いは、HYBRID MZには、スズキセーフティサポートパッケージ、LEDパッケージ がついていることです。
その他、メッキやレザーが使われ高級感があり、撥水シートにもなっています。
ブレーキサポート、誤発進制御などがついているので、より安全性が高いのが HYBRID MZ
ＭＸとＭＺの価格差は約25万円ですが、この差を考慮しても、快適性や安全性を重視するならばHYBRID MZが断然おすすめです。
２つのグレードの燃費やエンジンは同じです。実際に走行した時の燃費はこちら ↓
まとめ
クロスビーのHYBRID MXとMZは、それぞれ異なる装備が特徴であり、車の使い方や求める機能によって最適なグレードが変わります。
価格と装備のバランスを考慮し、自分に合ったグレードを選ぶと良いでしょう。
当サイトでは、クロスビーに関連するパーツやアクセサリーについても詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
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クロスビーのパーツ選びの参考になればと思います。
