「クロスビーのタイヤサイズ選びに悩んでいませんか?」
14インチへの変更を検討している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、タイヤサイズの変更は車の性能や乗り心地、さらには車検に大きく影響を与えるため、慎重な判断が必要です。
こちらの記事では、クロスビーに14インチタイヤを装着できるかどうか?について詳しく解説します。
純正サイズとの違い、変更によるメリット・デメリットについても触れていますので、ぜひ最後までお読みください。
クロスビーに14インチを装着する際の参考になれば幸いです。
目次
クロスビーに14インチタイヤを装着することは可能か?
クロスビーの純正タイヤサイズは「175/60R16」であり、14インチタイヤへの変更は法的な観点からも注意が必要です。
また、タイヤ外径が変わることでスピードメーターの誤差が生じるリスクもありますので、慎重な検討が必要です。
クロスビーでは15インチへのインチダウンを見かけることがありますが、2インチダウンとなる14インチの装着は一般的ではありません。
私は実際に14インチを装着したクロスビーを見たことがありますが、選ぶホイールにもよります。
14インチの装着は可能ですが、法的な適合性を確認することが重要です。
14インチタイヤを装着するメリット
14インチタイヤのメリットとして、一般的に以下の点が挙げられます。
- 燃費の改善
- 取り回しの向上
- コスト削減
小径タイヤは転がり抵抗が減少するため、燃費の向上が期待されますが、エンジンの回転数が上がる場合もあり、必ずしも燃費が改善するわけではありません。
小径タイヤは軽量化され、狭い道路や駐車時の操作性が向上します。
小径タイヤは大径タイヤよりも安価で、交換時のコストを抑えることができます。
これらのメリットを享受するためには、14インチタイヤが車両に適合し、法的に問題がないことが前提となります。
14インチタイヤを装着した際のデメリット
タイヤを14インチに変更すると、デメリットも存在します。
- 悪路走破性の低下
- スピードメーターの誤差
- 干渉のリスク
クロスビーはSUVの特性を持ちますが、14インチタイヤを装着することで、オフロード性能や走行安定性が低下する可能性があります。
タイヤ外径の変更により、スピードメーターの誤差が生じ、法定速度を守るのが難しくなる可能性があります。
タイヤやホイールが車体に干渉するリスクが高まります。ホイールのオフセットやPCD(ピッチサークルダイアメーター)を慎重に選定する必要があります。
運転フィーリングも変化することがあるため、慎重に判断することが重要です。
14インチにインチダウンする時のサイズ
クロスビーを14インチにする時の参考インチダウンサイズを紹介します。
あくまで参考サイズです。実際の装着、走行は車検項目をクリアする必要があります。
14インチタイヤの選び方
クロスビーの純正サイズ「175/60R16」から14インチに変更する場合、「175/70R14、185/70R14」などのサイズが考えられます。
タイヤ選びでは、タイヤ外径が重要です。
基本的には、純正のタイヤ外径に近いタイヤを装着する必要があります。
<タイヤ外径比較>
- 175/60R16:616mm(純正)
- 175/70R14:600mm
- 185/70R14:615mm
14インチのタイヤ外径を比較しましたが、近いのは185/70R14でした。
ただし、純正のタイヤは175mm幅なので、185mmは10mm太くなり、干渉、はみ出しのリスクが高くなります。
インチダウンする際は、タイヤ幅を小さくするか、同等に保つのが一般的。
はみ出し、干渉リスクを考えると同じタイヤ幅の175/70R14が望ましいです。ただし、タイヤ外径が15mm近く小さくなってしまいます。
純正サイズからタイヤ外径が大きく外れる変更は、車検に通らない可能性があるため、必ず適法性を確認しましょう。
14インチホイールの選び方
タイヤだけではなくホイール選びにも注意が必要です。
クロスビーの純正ホイールサイズ
- ホイールサイズ:16×5J
- ホール数:4穴
- PCD:100
- インセット:40
クロスビーの純正タイヤ・ホイールサイズは、【スズキ・クロスビーのタイヤサイズ】グレードでサイズは違う?を確認してください。
ホイールのPCDとインセットの確認: クロスビーのPCDは「4穴100mm」でインセットは「40」です。
これに適合するホイールを選ぶ必要があります。
また、インセットも車体に干渉しない適切な値を選定することが重要です。
ホイール幅は、タイヤを175や185にする場合は5.5J(5J)の幅が望ましいです。
14インチでは、ホイール幅が5.5J、インセット42〜45のホイールは多いです。
これらのホイールの選択が良さそうですが、はみ出し、干渉には注意が必要です。
14インチの購入方法
14インチタイヤの価格相場は、ブランドや性能により大きく異なります。
また、純正のサイズではないため、装着のリスクがあり、注意が必要です。
クロスビーの14インチで調べると、ホイール単品で適合する製品があり、一部、ホイールセットの販売もありました。
14インチは、ネット通販での購入が可能です。
楽天
⇒ クロスビー 14インチ
Yahoo!ショッピング
⇒ クロスビー 14インチ
14インチタイヤへの変更時の注意点や手順
14インチタイヤをクロスビーに装着する際には、以下の点に注意が必要です。
ホイールのPCDの確認: クロスビーのPCDは「4穴100mm」です。
これに適合するホイールを選ぶ必要があります。オフセットも車体に干渉しない適切な値を選定することが重要。
スピードメーターの誤差: タイヤ外径が変わることで、スピードメーターに誤差が生じる可能性があります。
特に法定速度の遵守や安全運転に影響を与えるため、変更する際には必ず考慮しましょう。
クロスビーに14インチタイヤを装着する手順
14インチタイヤをクロスビーに装着する手順を簡単に紹介します。
- 車両のジャッキアップ: 安全な場所でジャッキアップを行います。
- 既存のタイヤを取り外し: ホイールナットを緩めて既存のタイヤを取り外します。
- 14インチタイヤを装着: 適切なホイールを選び、14インチタイヤを装着します。ホイールナットはトルクレンチを使用し、メーカー指定のトルクで締め付けます。
- 試運転: 試運転を行い、異音や振動がないか最終確認します。
タイヤ空気圧も適正値に調整し、安全な走行ができる状態に整えます。
まとめ
クロスビーに14インチタイヤを装着することは、燃費の改善や取り回しの向上などのメリットがありますが、車検の適合性や安全性の確保が重要です。
特に、車両の特性に影響を与える可能性があるため、慎重に検討し、適切なホイールとタイヤを選ぶことが大切です。
ネット通販では、以下のような14インチのホイールも販売しています。
楽天
⇒ クロスビー 14インチ
Yahoo!ショッピング
⇒ クロスビー 14インチ
一般的には、15インチまでのインチダウンにとどめた方が良さそうです。
この記事を参考に、タイヤ選びを進めていただければ幸いです。
インチアップはこちらの記事を参考にしてください。