「クロスビーの性能は気に入っているけど、もっとオフロード走行を楽しみたいな…」
「カスタムしたいけど、何から始めればいいのかわからない」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
クロスビーは、純正の状態でも十分な走破性を備えていますが、適切なカスタムを施すことで、さらなるオフロード性能の向上が期待できます。
オフロード走行を楽しむためには、タイヤやサスペンションなど、重要なポイントを押さえたカスタムが不可欠となるでしょう。
この記事では、クロスビーでアウトドアやオフロード走行を楽しみたい方に向けて、
- タイヤ選びのポイント
- サスペンションのカスタム方法
- おすすめのアクセサリー
上記について、筆者の経験を交えながら解説しています。
カスタムの方法や選び方に迷っている方も、この記事を読めば最適なカスタムプランが見つかるはずです。
目次
クロスビーのオフロード性能を高める方法
クロスビーのオフロード性能を向上させるには、リフトアップとタイヤ交換が最も効果的な方法となります。
これらのカスタムによって、最低地上高が上がり、より大径のタイヤを装着できるようになることで、未舗装路や悪路での走破性が大幅に向上するでしょう。
クロスビーは、180mmという高い最低地上高を持っていますが、リフトアップキットで30〜50mmほど車高を上げることで、さらにオフロード走行の可能性が広がります。
以下で、リフトアップとオフロードタイヤについて、それぞれ詳しく解説していきます。
リフトアップのメリットと注意点
クロスビーのリフトアップは、オフロード性能を高める効果的な手段として注目を集めています。
一般的な車高アップ量は25〜30mmが適正値でしょう。
リフトアップによって最低地上高が上がることで、悪路走破性が大幅に向上します。
サスペンションの交換を含むリフトアップには10万円以上の費用が必要になるでしょう。
ただし、過度な車高アップは車両の重心が高くなり、コーナリング時の安定性に影響を与える点に注意が必要です。
また、リフトアップ後は足回りの部品の摩耗が早くなる傾向にあるため、定期的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。
純正パーツとの相性を考慮し、信頼できるメーカーの製品を選択することがポイントになります。
オフロードタイヤの選び方
クロスビーでオフロード走行を楽しむなら、タイヤ選びは最も重要なポイントです。
オフロード走行に適したタイヤサイズは175/60R16が一般的でしょう。
ヨコハマのジオランダーなど、国産メーカーの商品は信頼性が高いと評判です。
泥や砂地での走破性を重視するなら、ブロックパターンが大きめのマッドテレーンタイヤがおすすめ。
一方で、舗装路と未舗装路の両方を走る機会が多い場合は、オールテレーンタイヤが最適な選択肢となります。
タイヤの溝深さは8mm以上あるものを選択することで、十分なグリップ力を確保できます。
ただし、タイヤ幅を広げすぎると、泥はねや燃費の悪化につながる可能性があるため注意が必要。
純正タイヤからの変更は、車検対応品を選ぶことがポイントになります。
クロスビーのカスタム事例紹介
フィッシングマスターシリーズ
クロスビー フィッシングマスター
JAOS製1インチアップキットとオフロードタイヤ、ロッドホルダーにSOULS防水シートカバーとフィッシングマスター専用装備をセットアップ
納期の早いお車有ります^_^#クロスビー #クロスビーリフトアップ#JAOS#フィッシングマスター pic.twitter.com/uOnq8GstuG— 株式会社エヌズ・ステージ (@nsstage) June 13, 2020
クロスビーのカスタムは、個性的なスタイリングと実用性を両立させた事例が数多く存在します。
オーナーたちは、自分のライフスタイルに合わせて様々なアプローチでカスタマイズを楽しんでいます。
以下で、実際のオーナーたちが手掛けた印象的なカスタム事例を、リフトアップとオフロード仕様の2つの観点から詳しく解説していきます。
人気のリフトアップ事例
クロスビーのリフトアップカスタムは、オーナーの間で人気急上昇中です。
一般的な1インチのリフトアップなら、車高が上がることで悪路走破性が格段に向上。
車高が上がるスプリングは、タナベ、エスペリア、RSRなど国内メーカー製が多く採用されています。
カスタムショップでは、リフトアップに加えてオフロード向けのタイヤを装着した事例が好評。
このカスタムにより最低地上高をさらに確保でき、林道や砂浜でも安定した走行が可能になりました。
リフトアップ後は、ホイールを15インチに変更するケースが増加中。
オフロード走行時の安心感が格段に向上するため、週末のアウトドアを楽しむファミリーから支持を集めています。
ホイールまで交換するカスタム費用は、パーツと工賃を含めて25万円前後が相場となるでしょう。
オフロード仕様のカスタム例
クロスビーをオフロード仕様にカスタムする際、リフトアップキットとオフロードタイヤの組み合わせが人気です。
2インチのリフトアップに16インチのトーヨーのオープンカントリーR/Tを装着した事例が多く見られましょう。
ホワイトレターのタイヤを装着するだけでも、ワイルドな雰囲気が出ます。
マッドフラップを装着し、車体を保護することでより本格的なオフロード走行が可能になりました。
LEDライトバーやフォグランプを追加して夜間走行時の視認性を向上させる工夫も効果的です。
サイドステップには滑り止め加工を施したものを選択し、悪路での乗り降りをサポートします。
ルーフラックを装着してキャンプ用品やアウトドアギアを積載できる仕様にするオーナーも増加中。
オフロードでの走破性を重視するなら、前後にけん引フックを装着するのがおすすめです。
万が一スタックした際の脱出作業に役立つでしょう。
これらのカスタムパーツを組み合わせることで、街乗りとオフロードの両立が実現できます。
クロスビーのカスタムに必要なパーツ
スズキのクロスビーでオフロードで遊んでみた。 pic.twitter.com/HTVxC1OLRV
— JCC0701の乗り物好き (@Jcc0701F) May 24, 2020
クロスビーをオフロード仕様にカスタマイズするには、適切なパーツ選びが重要な鍵を握ります。
パーツ選びを誤ると、車両の安全性や快適性が損なわれる可能性があるため、信頼できるメーカーの製品を選択することが大切です。
具体的には、リフトアップキットやオフロードタイヤ、マッドガード、アンダーガードなどが基本的なパーツとして挙げられます。
これらのパーツは、車両の特性や使用目的に合わせて慎重に選択する必要があります。
例えば、リフトアップキットはブランドによって特性が大きく異なり、乗り心地や走行安定性に影響を与えます。
また、オフロードでの走行を想定する場合は、車体を保護するアンダーガードや、泥はねを防ぐマッドガードなども必須アイテムとなるでしょう。
おすすめのリフトアップキット
クロスビーをオフロード仕様にカスタマイズする際、リフトアップキットは必須アイテムです。
市場で人気の高いリフトアップキットは、車高を25mmアップさせることが可能。
このキットは純正のサスペンションと交換するだけで、簡単に取り付けができます。
タナベやRSRといったメーカーからも、信頼性の高いリフトアップキットが販売されているでしょう。
価格帯は10万円から20万円程度が相場となっています。
取り付け工賃は、整備士の技術や地域によって異なりますが、3〜5万円ほどを見込んでおきましょう。
リフトアップキットの選定では、保安基準に適合した製品を選ぶことが重要です。
車検対応品であれば、継続検査時のトラブルを避けられるはずです。
リフトアップ後は、タイヤハウスのクリアランスが広がり、より大きなタイヤを装着できるようになりました。
必須のオフロードアクセサリー
クロスビーのオフロード走行には、マッドガードの装着が不可欠です。
泥はねや小石から車体を守る役割を果たしながら、オフロードルックスも演出できるでしょう。
スキッドプレートの取り付けで、凹凸の激しい路面での車体下部の保護も万全になりました。
ヒッチメンバーを装着すれば、キャンプギアの運搬やけん引にも対応可能。
LEDライトバーの追加で夜間走行時の視認性が格段に向上します。
これらのアクセサリーは、オフロードショップで購入できるため、予算と相談しながら優先順位をつけて装着していきましょう。
具体的には、リフトアップキットで15〜25万円、オフロードタイヤとホイールのセットで20〜30万円、その他の補強パーツやアクセサリーで10〜20万円程度の費用が見込まれます。
カスタム後は、燃費の低下や消耗品の交換頻度が上がることも考慮に入れる必要があります。
まとめ
クロスビーをオフロード仕様にカスタムすることで、未舗装路やアウトドアでの楽しみが格段に広がります。
- 初心者におすすめ
- 予算に応じたプラン
- 注意点
:まずはリフトアップとタイヤ交換から始めるのがおすすめです。これだけで未舗装路での走破性が大幅に向上します。
:小規模なカスタムなら15万円程度、本格的なカスタムは50万円程度を見込むと良いでしょう。
:カスタム後は燃費の変化やメンテナンス頻度の増加に注意が必要です。
この記事を参考に、自分だけのクロスビーを作り上げ、オフロード走行の新たな世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?