スズキ・クロスビーは、コンパクトなボディに高い走破性を兼ね備えた人気の軽自動車SUVです。
そんなクロスビーをさらにカスタマイズしたい方に注目されているのが、2インチリフトアップです。
この記事では、クロスビーの2インチリフトアップについて、基礎知識からメリット・デメリット、実施方法まで詳しく解説します。
目次
クロスビー2インチリフトアップの基礎知識
クロスビーのリフトアップは、車高を上げることで走破性を向上させるカスタマイズです。
このカスタマイズにより、未舗装路やオフロードでの走行性能が向上し、アウトドアやキャンプで活躍することが期待できます。
より見た目を変えるには、2インチ(約5cm)のリフトアップがあります。
さらに、大きなタイヤを装着することで、車の外観も力強くなり、オーナーの個性を際立たせます。
リフトアップとは何か?クロスビーへの効果
リフトアップとは、車高を上げるカスタマイズのことです。
クロスビーの場合、1インチのリフトアップが一般的です。
1インチ=2.54cm(25.4mm)
さらに個性を発揮したい方が考えるのが、2インチ(約5cm)のリフトアップです。
これにより、以下の効果が得られます。
- 最低地上高の増加
- 見た目の迫力
- 悪路走破性の向上
クロスビーは元々優れたオフロード性能を持っていますが、リフトアップすることでさらにその能力を引き出すことができます。
2インチリフトアップは人気なの?
クロスビーで人気なのは1インチのリフトアップです。
2インチリフトアップは車検の問題が出てくるため、ハードルが高いです。
また、簡単に装着できるキットも販売されていないため、専門店への依頼が必要になることが多いです。
2インチリフトアップには、他の考え方もあり、1.5インチ程度をリフトアップサスペンションであげて、タイヤ外径を大きくして、トータルで2インチアップにするというケースもあります。
リフトアップで車高が上がる分、太いタイヤや大きなタイヤを装着でき、カスタムのバリエーションが増えます。
他のクロスビーにはない、個性的なルックスを手に入れることができます。
クロスビーを2インチリフトアップするメリット
2インチリフトアップを施すことで、クロスビーの走行性能だけでなく外観にも大きな変化をもたらします。
特に、未舗装路や雪道での走行が楽になるだけでなく、視覚的にも迫力あるスタイルに仕上がります。
アウトドアやオフロードを頻繁に楽しむ方には特におすすめです。
走破性の向上:悪路での性能アップ
2インチリフトアップにより、クロスビーの走破性が大幅に向上します。
- 砂利道や未舗装路でのスムーズな走行
- 深い轍や水たまりの走破
- 雪道での高い走行性能
悪路走破性をあげるパーツの記事はこちら
見た目の変化:迫力あるスタイルに
リフトアップによって、クロスビーの外観は大きく変わります。
- よりSUVらしい力強い印象に
- タイヤハウスの隙間が減少し、引き締まったルックスに
- オフロード車としての存在感アップ
タイヤサイズアップの可能性
2インチリフトアップにより、より大きなタイヤを装着することが可能になります。
- 通常より1〜2インチ大きいタイヤが選択可能
- さらなる走破性の向上
- 見た目のカスタマイズの幅が広がる
リフトアップのタイヤサイズは以下の記事を参考にしてください。
クロスビー2インチリフトアップのデメリットと注意点
リフトアップは多くのメリットを提供しますが、デメリットも考慮する必要があります。
特に、燃費や乗り心地の変化、さらには法的な規制に関する注意が必要です。
基本的に2インチ以上上げると車検対策が必要になってくるパターンが多いです。
4cm以上のリフトアップは構造変更(高さ変更)が必要になります。
しっかりと計画を立て、信頼できる専門家に相談することをおすすめします。
燃費への影響
リフトアップにより、燃費が悪化する可能性があります。
- 車高が上がることによる空気抵抗の増加
- 車重の増加(リフトアップキットの重量)
- タイヤサイズアップによる影響
乗り心地の変化
リフトアップにより、乗り心地が変わる場合があります。
- ロール感の増加
- 高速走行時の安定性の変化
- サスペンションの特性変化
車検や法規制との関係
2インチリフトアップは、構造変更などを適切に行えば車検に通過可能です。
ただし、以下の点に注意が必要です。
- 保安基準に適合していること
- ヘッドライトの光軸調整
- ブレーキホースの長さ確認
もちろん、走行に問題がないことは前提です。
クロスビー2インチリフトアップの方法
クロスビーの2インチリフトアップを成功させるためには、プロに任せるか、適切な工具と技術を持ってDIYで行う方法があります。
プロに依頼すれば安全で確実ですが、DIYで行う場合には、しっかりとした準備と手順を守ることが大切です。
プロショップに依頼する場合
リフトアップを得意とするプロショップもあります。
クロスビーの4インチリフトアップをしているショップもありました。
プロショップでのリフトアップの参考費用は、以下のようになります。
- リフトアップキット:5〜10万円
- 工賃:3〜5万円
- その他部品代:1〜3万円
作業期間と注意点
- 作業期間:通常1〜2日
- 予約が必要な場合が多い
- 作業後の試運転と調整が重要
サスペンション交換の記事はこちら
リフトアップの作業手順
作業は平坦で安全な場所で行い、適切な工具を使用し、正しい手順で作業することが大事です。
- 車両を安全に持ち上げる
- タイヤを取り外す
- サスペンションを分解し、リフトアップキットを取り付ける
- 各部の取り付けと調整
- タイヤを取り付け、地面に下ろす
- アライメント調整を行う
リフトアップ後は、アライメント調整やボルトの緩みチェックなど、定期的なメンテナンスが重要です。
まとめ
クロスビーの2インチリフトアップは、走破性の向上と見た目の変化を求めるオーナーにとって魅力的なカスタマイズオプションです。
ただし、リフトアップは車両に大きな変更を加えるカスタマイズです。
2インチのアップは、法的な問題もクリアする必要があるため、メリットとデメリットを十分に理解し、適切な方法で実施することが重要。
インパクトが抜群なので、愛車の性能と魅力を大きく引き上げることができます。
安全性と法規制を考慮しながら、慎重に検討し実施することが重要です。
プロの意見を聞きながら、自分のニーズに合ったリフトアップを選択してください。