スズキのクロスビーは、コンパクトなボディに広々とした室内空間を備えた人気のクロスオーバーSUVです。
愛車の年式を正確に知ることは、適切なメンテナンスや将来の売却を考える上で重要です。
ここでは、クロスビーの年式を確実に調べる3つの方法を紹介します。
目次
車検証で確認する方法
車検証は、クロスビーの年式を調べる最も簡単で確実な方法です。
車検証には車両の重要な情報が記載されており、年式を特定するのに役立ちます。
車検証の見方
車検証の「車両番号」欄に記載された数字の一部が、製造年を示しています。
また、「初度登録年月」欄を確認することで、クロスビーが最初に登録された年月がわかります。
初度登録年月の意味
初度登録年月は、クロスビーが初めて道路運送車両法に基づいて登録された年月を示します。
これは必ずしも製造年とは一致しませんが、おおよその目安になります。
例えば、2018年12月の初度登録であれば、2018年モデルか2019年モデルの可能性が高いです。
車台番号で調べる方法
車台番号は、クロスビーの製造年を正確に特定するための重要な情報源です。
車台番号の位置
クロスビーの車台番号は、通常以下の場所に記載されています。
エンジンルーム内のバルクヘッド奥ファイアウォール
ボンネットを開けて、エンジンルームの中央上部に車体番号が書かれています。
車台番号の読み方
車台番号は17桁の英数字で構成されており、各桁に意味があります。
製造年の特定方法
製造年を特定するには、車台番号の10桁目を確認します。
- A:2010年
- B:2011年
- C:2012年
- H:2017年
(以下略)
この方法で、クロスビーの製造年を知ることができます。
スズキは車体番号からグレードを知ることができるサービスがあります。
⇒ https://sgre.suzuki.co.jp/
外観で見分ける方法
外観の特徴からクロスビーの年式を推測することも可能です。
ただし、この方法は前述の2つほど正確ではありません。
モデルチェンジのポイント
クロスビーは2017年の発売以来、2020年にマイナーチェンジを行っています。
外観の変更点を知ることで、おおよその年式を推測できます。
何度かマイナーチェンジを行い型が分かれています。
年式別の特徴
初期モデル(2017年〜)の特徴
クロスビーが発売されたのが2017年です。
以下のような特徴があります。
- フロントグリルのデザインがシンプル
- ヘッドライトの形状が角張っている
- サイドミラーターンランプが小さめ
マイナーチェンジ後(2020年〜)の特徴
クロスビーは2020年にマイナーチェンジが行われています。
変更後は以下のような特徴があります。
- フロントグリルにクロームの装飾が追加
- ヘッドライトデザインがより洗練された印象に
- サイドミラーターンランプが大型化
1型と2型の違いはこちらの記事を参考にしてください。
クロスビーの年式を知ることのメリット
クロスビーの正確な年式を知ることには、いくつかの重要なメリットがあります。
適切なメンテナンス計画
年式を正確に把握することで、以下のようなメンテナンスを適切に計画できます。
- 定期点検のタイミング
- 部品交換の目安
- 車検の準備
中古車売却・購入時の参考情報
将来クロスビーを売却・購入する際、正確な年式情報は以下の点で役立ちます。
- 適正な査定額・販売料金の把握
- 購入希望者への正確な情報提供
- 売却時期の判断材料
おおまかな中古価格を調べたい時は、年式やグレードが分かると、より具体的な価格がわかります。
よくある質問(FAQ)
年式について疑問に思う点をまとめて紹介します。
クロスビーの年式はどこで確認できますか?
クロスビーの年式は主に以下の3つの方法で確認できます。
- 車検証の確認
- 車台番号の解読
- 外観の特徴の観察
年式と製造年の違いは何ですか?
年式は一般的にその車が販売された年を指し、製造年は実際に製造された年を意味します。
例えば、2019年12月に製造されたクロスビーは、2020年モデル(年式)として販売される可能性があります。
クロスビーの年式によって性能に違いはありますか?
年式によって性能に若干の違いがある場合があります。
例えば、以下のような性能です。
- エンジン効率の向上
- 安全装備の進化
- 燃費性能の改善
ただし、基本的な性能は大きく変わらないことが多いです。
まとめ:クロスビーの年式を正確に知って愛車を大切に
クロスビーの年式を正確に知ることは、愛車を長く大切に乗り続けるための第一歩です。
車検証、車台番号、外観の特徴など、複数の方法を組み合わせることで、より確実に年式を特定できます。
正確な年式情報は、適切なメンテナンス計画の立案や、将来の売却時の参考になります。
クロスビーオーナーの皆さんは、ぜひこれらの方法を活用して、愛車との素晴らしいカーライフを楽しんでください。